No.465 灰電気石 Uvite Brazil
Brumado,Serra das Eguas,Bahia,Brazil
柱面が殆ど無く、板状に結晶した緑色の灰電気石の結晶です。
普通、電気石Tourmalineの結晶は柱状に結晶することが多いですが、この産地の灰電気石は、白い菱苦土石 Magnesiteの結晶を伴って、このような錘面を張り合わせたような結晶で産出します。
緑色の発色は不純物の鉄に起因するもので、表裏で面の出方が120°ずれています。
この標本は光に透かすと中心の方は濃色になっています。厚みのせいもありますが、色みも少し異なるように見えます。電気石にはよく見られる現象ですが、こんなに薄い小さな結晶でもひそかに色が分かれているものなんですね。
灰電気石カルシウムを主成分に持つ電気石で、英名Uviteは、原産地であるスリランカのUvaに因んで命名されました。
柱面が殆ど無く、板状に結晶した緑色の灰電気石の結晶です。
普通、電気石Tourmalineの結晶は柱状に結晶することが多いですが、この産地の灰電気石は、白い菱苦土石 Magnesiteの結晶を伴って、このような錘面を張り合わせたような結晶で産出します。
緑色の発色は不純物の鉄に起因するもので、表裏で面の出方が120°ずれています。
この標本は光に透かすと中心の方は濃色になっています。厚みのせいもありますが、色みも少し異なるように見えます。電気石にはよく見られる現象ですが、こんなに薄い小さな結晶でもひそかに色が分かれているものなんですね。
灰電気石カルシウムを主成分に持つ電気石で、英名Uviteは、原産地であるスリランカのUvaに因んで命名されました。
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